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歯科専門用語

皆さん、歯科医院で説明を受けたけど、専門用語が混ざっていて良く理解できなかった。
なんて経験ありませんか?
当院でも、出来る限り患者さんへの説明の際は、専門用語を使わないように配慮しています。


が、


先生同士、また、先生とスタッフ間の会話では、専門用語が飛び交います。その会話のなかで、患者さんが聞くと 「えっ・・」 「何、どうゆう事っ・・」と、思わず首をかしげたくなるような誤解を招きやすい用語があるので、いくつか紹介したいと思います。


例)印象
「印象がわるいな、やりなおして」とか、「この患者さんの印象はいまいちだな」なんて会話を聞いたことありませんか? これは、患者さんの見た目や外見の事を言っている訳ではなく、ここで言う印象とは型取りのことを指します。陰口を言ってるわけではありませんので安心してください。

例)バイト
「バイトとって下さい」。これも、治療中にアルバイトを雇うように指示しているわけではなく、ここで言うバイトとは噛み合わせの型の事を指します。

例)クレンザー
「クレンザー使います。用意して下さい」 
患者さんは診療台の上でまな板の上の鯉状態。洗剤で洗われるの? と、思うかも知れませんが、ここで言うクレンザーとは、神経を取る器具の事を指します。

例)マージン
この用語もあらぬ誤解を招きやすいと言えます。この(マージン)とは、歯を削った部分と削ってない部分の境界を指す言葉です。治療費に関係する言葉ではありませんよ。

例)エッチング
歯に詰め物をする際、前処置で行う歯の表面の酸処理の事です。決してハレンチな事をしようとしているわけではありませんのでご安心を。(笑)


このように、私達も普段何気なく使用している専門用語なので、患者さんに誤解を招いているかも知れない事に気付かず、不快な思いをさせていることがあるかも知れません。 とにかく、疑問や不安な事、その他、気にかかる事があれば、先生やスタッフにどんどん聞いて下さいね。

by tsukidate-dc | 2010-01-27 23:06 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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