11月19日 闘病日記
嚥下食もここまで。
固形物で最後に食べたがったのはCoCo壱のカレーだった。
いや、カレーが食べたかったのではない。米の食感を味わいたかったのだと思う。
家のご飯だと嚥下食になってしまう為、テイクアウトだと米が食べられると考えたに違いない。
それを証拠にご飯部分だけはいつもの嚥下食になると知った優頼は号泣していた。
そこでママと相談し、ほんの一粒ずつでも米の状態で食べさせる事にした。
怒られちゃうのは承知。
これが、食感として味わう食事の最後となった。
すごく喜んでいたので後悔はない。それもめちゃくちゃ慎重に食べさせた。
その後嚥下食ですら、一口入れる毎にむせてしまい、間もなく経口摂取が困難となった。
そして点滴を入れる為のポート手術の為、入院する事になった。(大人の場合は入院不要)
そして今はいちいちPCR検査が必要となる。
それにしても体力が落ちてきている中での手術なので不安だ。