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こんな歯医者はヤバイ!とかいう奴ヤバイ説

です。ます。調にするか、である。調にするかは完全にノリで決めています。

こんにちは、つきだて歯科院長の築舘です。

さて今日は、こんな歯医者はヤバイ!

と言っている歯医者こそヤバイ!

というテーマで進めます。

気持ちは理解できるけどね。

確かに初診で「酷い治療されているな」と思う事はある。

そして僕だって思われているはずだ。

最初から出来る人間はいないし、現在だって完璧ではない。さらに時代背景も考えなければならないし(100年後には現在の治療も酷い治療だと思われるかも知れない)、伝えたところで誰も幸せにならない。

今流行りの

「思っとけ!!!」

が最善策なんだろうと思う。

そして、そっとリカバリーしてあげるのが優しさなのではないか?

時々、書籍やSNS、雑誌等で

「こんな歯医者はヤバイ」

「こんな歯医者に気をつけろ」

のようなタイトルを見かけるが、他者を貶す事で自分の価値が上がったかのような錯覚に陥ってしまっている。

「そんなのは間違っている!!」という怒りのベクトルを同業にぶつけるのはエネルギーの無駄使いだし、業界全体への不信感を増すだけだ。

おそらく自分の医院の利益しか考えていない典型的なテイカーなのだろう。

信念を持って、自分の正統性を表現するなら患者にぶつければ良い。

信頼できる歯科医師か否か、自分の身体を任せられるかを決めるのは全て患者自身なのだから。

僕自身も昔は(一応20年のキャリア)日本はヤバイ歯医者だらけだと思っていた時期もある。だが、書籍を読んだ時、自分もこんなだったかと思うとヘドが出た。

相対的に見た時、周りよりも優れているとアピールしたいなら、周りを下げる事で自らを際立たせるより、全体を引き上げた上で、尚且つ自分の優れた部分を磨き上げる方が健全だと思うのだが。

実際、著者はどれだけ優れた歯科医師なのかと期待して読んでみたが、率直な感想を言葉を選ばすに言わせて貰えば「いや、お前全然普通だよ!」だった。


本の中で著者が自分以外の歯科医師をディスればディスる程、当然読者(患者側)は「普通の歯医者は怖いからこの先生に頼るしかない!」となるだろう。

そこに一切罪はない。

そりゃ、県を跨いで通院するのも納得する。

ただ、この著者は本を出した事で有名になっているにも拘らず、堂々と自らの医院が日本最後の駆け込み寺よろしく、全国から患者が殺到していると公言している。

おわかりになるだろうか?

都合に合わせて卵が先か鶏が先かを使い分けている、とんだマッチポンプ大先生なのである。

一応、本を買って(貢献)いるので、僕には感想を発言する権利はあると思い、素直に表現してみた。

テヘペロ😝

ではフォローに回ります。

何もこの著者を個人攻撃したいわけではない。

先程も触れたが、僕との環境的共通点も沢山あり、共感する部分も多かった。

だからこそ自己嫌悪に陥り、反面教師に仕立て上げたのかも知れない。

僕は口が悪く不器用でクソがつく真面目だが、心は優しさの結晶で形成されている(^^)

だから、許して欲しいにゃん🤗

※名誉の為に著者らの名前は伏せています。
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by tsukidate-dc | 2020-06-11 20:26 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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