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パラドックス(paradox)第三弾【地球温暖化】


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「地球温暖化」と聞くと、そう言えば小学生くらいの頃から当たり前のように聞かされてきた気もする。

僕はいわゆる「都市伝説」も大好きなのだが、数年前から都市伝説では氷河期到来が騒がれている。

最初は「え?氷河期?温暖化してるのに?」と思った。

だが、どうやら実際に議論は二分し、論争は続いているのが事実だ。

英ノーサンブリア大学で応用数学や天文学を専攻するバレンティーナ・ザーコバ教授の研究チームが2015年にウェールズで開催された英王立天文学会の国立天文会議で発表した内容は、

「数学モデルに基づいた太陽活動周期から2030年にミニ氷河期がほぼ100%の確率でやって来る」

という衝撃的なものだった。

この研究チームは、太陽の表面近くでも発電効果が起きていることを突き止めた。研究を進めて、太陽内部の異なる2層でそれぞれ電磁波を発見。それをもとに算定したところ、黒点が今後、大きく減少して30年後には、太陽の活動が現在の60%減と大幅に低下してミニ氷河期が到来することが分かったという。

※太陽天文学者の間では、黒点が大幅に減少する「マウンダー極小期」にミニ氷河期が起きるとされている。

ザーコバ教授は「現在の太陽活動周期のデータと比較したところ、われわれの予想が97%の確率で正確だと判明した」と胸を張っている。

米航空宇宙局(NASA)のコンサルタントやスペースシャトルの技術者を務めたジョン・ケイシー氏もザーコバ教授と同様の懸念を表明している。ケイシー氏は昨年9月に出版した自著「ダーク・ウインター」で、ミニ氷河期の到来で穀物の不作や食糧暴動が発生する可能性があると警告し、話題となった。

一方、この発表に他の気象・気候研究者たちが、「地球の気温の変化は太陽活動によるものではない」と猛反発している。
(Wikipediaの地球温暖化の説明に矛盾している)

都市伝説が好きだから、「氷河期が来る」を支持するわけではない。

小さい頃から地球温暖化を「一般常識」のレベルで刷り込まれてきたが、専門家の間で大論争を巻き起こしている事実は受け入れたい。

さらにこの発表から現在に至るまで、氷河期到来を予感させる様々な異常気象が起こっているのは事実だ。
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アメリカでの大寒波


思い出してみよう。パラドックス第二弾で取り上げた「ゴミの分別」では、分別しないとどうなるか?の問題に必ず登場する地球温暖化問題があった。

そこで生まれたのが
1、果たして本当に地球は温暖化しているのか?
2、温暖化が進むと地球はどうなるのか?
という疑問だ。

調べてみると、温暖化を含めた気候変動メカニズムはまだ、はっきりとした事がわかっていないようだ。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は

「地球は今後、温暖化する」
「その原因は、人間が排出する二酸化炭素だ」

と断定しているようだが、これに対しても多くの科学者が疑問を呈している。むしろ「寒冷化」になるのではないかと予想する学者の方が多いともいわれているようだ。

本当に温暖化しているのかは、今回答えを見つける事は出来なかった。

では、このまま温暖化が進むと、地球は、いや、僕らが暮らすこの日本はどうなってしまうのだろう。

気象庁が出した気温上昇予想によると、年間平均で3°C程気温が上がり、10月から4月までの寒い時期は気温が高くなり、7月から9月までの夏の気温はそれほど変わらないようだ。

これは日本が四方を海に囲まれている為、気温の変化が少ないという事だった。

という事は、夏は気温があまり上がらず、寒い冬が温暖になるという事だが、、、。

「これはヤバいぞ!温暖化を早く止めなきゃ!」

とはなりにくい。

正直、メリットがあるようにすら感じる。

実際、温暖化が原因で起こる降雨や水害、積雪などは微々たるものと推測されている。台風という異常気象に毎年何度も苦しめられている日本にとって、降雨や積雪は問題ない量と見られているようだ。

生活や健康へのリスクについて、政府や国立の研究所などから多くの報告が出されているが、どれもこれも科学的根拠がないものばかりだという。

実際、目を通してみると、確かに恐怖ばかりを煽るツッコミ所満載の屁理屈ばかりだ。

ここまでは温暖化が日本に及ぼす悪影響は、さほど無い事は理解できたが、それでもまだ不安はある。
温暖化により、北極や南極の氷が溶ける海面上昇問題だ。

長くなりそうなのでこの問題はまた別のブログで取り上げる事にする。

専門家の間でも意見が真っ二つに分かれるような問題が、何故一方は「常識」とされ、一方は「非常識」となるのか、それが一番疑問に感じた。

今回、地球温暖化に焦点を当てたことで一つだけ、はっきりした事は、ゴミの分別を行わなければならない【正義】をまた一つ見失ったという事だ。

そして何気無い、いつかの夫婦の会話からゴミの分別について考察してみたら、地球の氷河期について記述する事になってしまった事に、一番驚いているのは僕である。






by tsukidate-dc | 2020-01-24 23:58 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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