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「EBMを活用する」 第1章出会い

※1月13日ブログの続きです。

EBMとの出会いは約20年前。

岡本先生率いる歯周病学講座に入局して間もない頃のお話です。

先輩方と食事していると、何気ない話から喧嘩というか、言い争いが勃発しました。

僕は殴り合いになったらすぐ止められる様に、スタンバイしていたのですが、いつの間にかそのディベートのレベルの高さに感動して、聞き入ってしまったのを覚えています。

                        〜   回想 〜 

「それは19○○年に○○らの論文で結論が得られてますよ」

「でもそれは追加研究で19○○年にこういう結論に至ったんだよ」

「でもその論文では、実験方法に問題があって...」

のようなやり取りだったと思います。

何もかもがチンプンカンプンだった僕ですが、圧倒された事だけは強烈に覚えています。

「この人達は、論文の著者と年代が全て頭に入っているのか?」と素朴に疑問をいだきました。

その内の1人の先輩は、僕の直属の指導医だったので、厳しいと評判の先生でしたが、お願いして鍛えてもらう事にしました。

最初に教わったのは論文は【読み方】だという事。

「星の数程ある論文をむやみやたらに読めば良いというものじゃない」

100の論文より1の論文が勝る事があるという事を知りました。

大学病院に何年勤めるかわかりませんが、数多く論文を読むよりも地元八戸に帰るまでに「論文の読み方」をマスターしたいと思っていました。

そうすれば大学を去った後も、無駄の少ない勉強が出来ると思ったのです。

20年前といえば、まだEBMが広く浸透していなかった時代です。

そんな中、文献にはエビデンスレベル(根拠水準)がある事を学びました。

この事が僕にとって大きな転換をもたらしたのです。
「EBMを活用する」 第1章出会い_a0135326_12395459.jpg
2003.11.23 ヤンベンストレム講演会後の親睦会
第一章 完


by tsukidate-dc | 2020-01-17 12:40 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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