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パラドックス(paradox)第二弾【ゴミの分別】(前編)

八戸市はゴミの分別に厳しい。

福島県郡山市に住んでいた頃(10年以上前)は、独身で若かったせいもあるが、かなり無頓着にゴミを捨てていました。それ程厳しくもなかったと思います。八戸に帰って来た時はその厳しさに驚き、かなり面倒臭かったのは記憶に新しいです。

適当にゴミを捨てると、奥さんから
「ちゃんと分けて捨てて!」と言われ
「焼却場行ったら一緒じゃん!」なんて口ごたえしようもんなら、「屁理屈はいいから、分けて!!」と言われ「はいっ!!」と答える。

こんなやりとりはきっと僕だけじゃないはずだ!

でもでもでも、本当にこんなにゴミを分別する必要があるのでしょうか?

さあ、始まりました。パラドックス第二弾【ゴミの分別】です。

考察していくには、何故ゴミの分別が必要で、分別しないとどうなるかを知る必要がありそうです。
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小学生の為の環境リサイクル学習ホームページから。
答えは
①リサイクルルートに乗せる為
②リサイクル出来なくなるから
でした。
他も似たり寄ったりです。それらしくは書いてますが
強いて追加するなら
③環境に悪い
くらいでしょうか。
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やはり代表的な理由はリサイクルにあるようです。

ではこのリサイクルについて深掘りしたいと思います。

説明にもあるように、ペットボトルは焼却すると二酸化炭素を発生させ、温室効果ガスの増加を生じ、地球温暖化に影響すると記載しています。リサイクルする事でそれを防ぐのだと。

ペットボトルのリサイクルについては1995年にガラス容器、紙製容器とともに「容器包装リサイクル法」が制定されました。1997年から本格施行したのですが、その利便性からペットボトルが爆発的に大量消費される事になり、2015年には56万トンを超えました。消費量が増えてもちゃんとリサイクルされているなら問題無いのですが、なんと実際にリサイクルされているのはたったの6%。残りは焼却されるか海外に売られていました。

「何だ、結局燃やされているんだ」

そればかりか、この機能していない選別、回収に年間4178600万円もの税金が使われている(平成25年分別収集・選別保管費用の全国推計結果の調査データ)と知って愕然としました。

さらにペットボトルはリサイクルから作ると3.5本分の石油がかかると言うのだから開いた口が塞がりません。新たに作る(2本分が必要)よりコストがかかっています。ペットボトルは石油製品の中でもよく燃えるらしいので、生ゴミと一緒に燃やすのが最も効率的で環境にも良さそうです。

なる程、それでも改善されないのは、プラスチックを燃やした時に出るあの変な匂いのせいで、有害物質が発生していると勘違いされているのも一助になっていそうです。

それにしても何故、自治体は無駄を少なくするために業者に委託せずに税金を湯水のように使いたがるのか甚だ疑問です。

自治体によって大きく分別の決まりが異なっている事も解せません。

リサイクル法制化(2001.4施行)の際に危惧されたのは、
①廃棄物貯蔵庫が8年で満杯になる。
②焼却炉からダイオキシンが出る
でした。
まず、8年と言うのは、当時そのまま貯蔵庫に捨てるというあまりにも非現実的な仮定をしたマスゴミなどが伝えた数字で、専門家の中には2000年時点で計算すると150年は大丈夫だったそうです。

ダイオキシンにしても学術的に猛毒である根拠は無く、メディアが作り上げた風評でした。
東京大学の和田攻教授が「科学が社会に負けた」と書いた事でわかる通り、TV等で毒物に仕立てられたものだったのです。
その証拠に、メディアがダイオキシンの事を報じなくなってから、世界中でダイオキシンによる患者はただの1人も出ていないことからも証明出来そうです。

そう言えば、「主婦と老人は暇だから、ゴミの分別でもさせておけば良い」というドン引きな論理を展開する東大教授もいたようですよ!

ゴミ分別問題に首を突っ込んでみたら、予想以上に闇が深いので、続きはまた明日。

疲れた。 

by tsukidate-dc | 2020-01-11 07:20 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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