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もう少しだけ検討の余地あり

Twitter を2010年6月から利用していますが、その間たった4回しかツイートしていなかった築舘です。

見もせずに10年経とうとしているのでTwitter 村から出ようと思っています。

さて昨日は診療後に満を持して導入を検討していたPrime scan(2019.7.22発売)の勉強会に参加しました。

まずはこちらをご覧ください。



(有名なお金大好きビジネスマン歯科医がちらほら見えるのは若干気になるところではあります)

それこそTwitterを始める前から光学印象、CAD/CAMシステムのパイオニアとも言えるセレックについては何度もデモ機を触り、その都度導入検討して参りました。

では何故これまで導入しなかったのか。
それにはいくつかの理由があります。

❶One Day Treatmentがキャチコピーで、治療したその日のうちにセラミックを装着する事が出来る為、一回の来院で治療が終わるのですが、僕は歯周治療をメインとした治療計画を立案する為、サポート治療を含めると治療は一生に渡ります。
ですから【一回の治療で終わる】治療に意味を見出せなかったというのがあります。入れっぱなし、やりっぱなしの治療は逆に意に反しますので。
(むしろ早く治療したい希望の方は、ご遠慮いただいております)

❷これまで何度もセミナーや勉強会に参加してきましたが、一番重要となる精度に関する質問に対して講師の先生やあまり親しくない先生は、お茶を濁しながら苦しい答えを返していました。(そりゃそうです。1千万以上の買い物をして、失敗したとは言えません)
でも、セレックを導入した気心の知れた友人達は口を揃えて「ぶっちゃけとてもオススメできる精度じゃないよ」と教えてくれました。企業からお金を貰ってオススメする人と友人の言葉のどちらが信用できるかと言えば当然後者です。【但しこれは10年以上前の初代の頃のセレックの話です】

時の流れと共にテクノロジーの進化は凄まじく、あの頃とは比較にならない程、精度、スピード、簡便さがバージョンアップされています。

❸遂にここまで来たかと思う反面、一般的なITのイノベーションと比較すると、若干物足りなさを感じてしまっている。

➍スキャナーが、デカイ

❺互換性に乏しい

❻適応範囲は相当拡大してきたが、まだ症例は限られている。

❼値段が高い

❽不必要な自費治療が増えかねない

などが導入に至らなかった理由です。当然の事ながら同じくらいメリットもあるために常に導入を検討していたわけで。。。

ただ、この2〜3年で僕の購買意欲は飛躍的に上がり、VAS(Visual Analog Scale)で表すと70程です。

精度に関して言うと既に申し分ないレベルに達してきています。

それでもなお、踏ん切りがつかないのは時期の問題が大きいのかも知れません。

それは来年から始まる【5G】の到来です。通信速度だから関係ないと言われますが、僕はそうは思っていなくて、とんでもないイノベーションが起こると思っています。膨大なデータ量がごく普通に遅延なく多数同時接続可能になる為、通信の常識は変わると思います。そうなるとこれまでのように互換性をなくして自社システムで一人勝ちしようとする考えは古くなり、オープンソースをとった企業がシェアを独占すると思っています。また4Kや8Kといった動画のやり取りがごくごく普通になる為、画像の処理能力やAI、それに付随する能力も飛躍的に上げざるを得ないのでは?と考えてしまいます。

ぼんやりとですが。

「ん〜そうなると、あと2〜3年は様子見よっか!」という結論です。

基本的に機械やコンピュータをイジるのが大好きなので、多少の遅れをとってもすぐに追いつく自信がありますのでご心配は無用です。

「昔はピンクの材料を口に入れて型取ってたよねー」の時代は僕が生きている間に本当の台詞になるかも知れません。

Next Generationに期待ですね。

最後にちょっとだけ毒吐きます。

PVにもありましたが、見た目がスタイリッシュだから患者さんの信頼が得られるだとかは僕等歯科医側だけの自己満足。患者さんは常に結果を求めています。

報告は以上です。

by tsukidate-dc | 2019-10-11 08:45 | Dr.勇樹 | Trackback | Comments(0)  

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